無農薬でも育てやすい庭の果樹ベスト５！植えっぱなしでも実のなる木はこれ♪

田舎に住んでいて、庭と畑がやたら広いので、空いているスペースに、いろいろ植物を植えたくなるんです♡

せっかく植えるなら、食べられる実がなる植物がいい！と思って、果物の苗を植えてみたんだけど・・・中にはうまくいかずに枯らしてしまったり、失敗もありました。

そんなわけで今では、植えっぱなし・ほったらかしでも勝手に育ち、勝手に実のなる木だけが、うちの庭で生き残っています。

この記事ではうちの庭ですくすく育っている、無農薬でも育てやすい「ほったらかし果樹」、庭植えにおすすめの果樹【わが家のベスト５】を紹介します。

かんたんに育ったおすすめ庭植え「ほったらかし果樹」ベスト5

お庭に果物のなる気があれば、季節ごとにフルーツが味わえる！もちろん売り物になるような立派な果物じゃないけれど、子どもたちが大喜びで、お庭でパクパクおやつタイム♡

だけど正直、お世話に手間はかけられない！

そんな、過酷な自然環境に耐え、ズボラでテキトーなわたしの庭でも育てられた（勝手に育った）実のなる木を紹介しますね。

おすすめ実のなる木：黒い！甘い！野性味たっぷりクワの実

桑（クワ）の木！いきなりマニアックなのが登場。

桑の葉っぱはカイコのエサだけど、６月ごろ、甘くて美味しい実がなるんです♡

もともとうちの庭に生えていた木なんだけど…ほったらかすとやたら背が大きくなるので、当初は毎年バサバサ切っていました。

真っ黒い果実は、酸味がなく、甘くて独特な味。なんていうか野性の雰囲気。

ジャムにするとおいしいですよ！！ヨーグルトにあう！！

わが家が暮らす地域はむかし養蚕が盛んだった土地で、近所のそこらじゅうに生えていたんですけど、最近は少なくなっちゃって・・・

たまにホームセンターで苗を売っているのを見かけます。「クワ」以外に「マルベリー」という名前でも見かけますね。

おすすめ実のなる木：真っ赤でかわいいグミ♡

グミ。これもマイナーだけど昔ながらの果樹で、真っ赤なかわいい実が大量になります。めっちゃかわいいんです。しかしうちのグミ、味は渋い。すっぱい（でも子どもは大喜びで食べてる・・・）

渋すっぱいけど、熟して落ちるギリギリまで待つと、渋み抜けて美味しくなっています。タイミング見極めが難しい。

よそんちに渋くないグミも存在します！品種が違うのかな。

グミの木は、剪定次第で、木は大きくも小さめにもなります。

うちのグミの木は毎年めちゃくちゃボーボーに枝が伸びるのでバサバサ剪定しますが、また次の年にはガンガン伸びる！

丈夫！ほったらかせる！という点では、かなりおすすめできる果樹。

ちなみに、わたしがグミの木の一番好きなところは、４月ごろ咲く花がとてもキレイで、すごくいい香りがするところ。うっとりしちゃう！！

おすすめ実のなる木：ラズベリー。トゲはあるけどいおいしいよ

ケーキやお菓子の材料としてよく見かけるラズベリー。

真っ赤で甘酸っぱい実は、おいしくて可愛いけど、言わせてほしい・・・木はかわいくない。

苗を地面に一度植えたら、暴れます。背は高くならないけど、まわりに広がって茂みになります。地下茎で伸びて、翌年離れたとんでもないところから出てきてびっくりー！

広がって欲しくない場合は、地植えせず鉢植えにしておいたほうがいい！！(ちょっと後悔)

まさに勝手に育つ、実は勝手になる、丈夫。ついでにトゲトゲして痛い。

あ、葉っぱはハーブティーになりますね♡

追記：トゲなしの品種もあるみたいです！

おすすめ実のなる木：めっちゃまとも、ブルーベリー

ブルーベリー様♡
まともな人が登場。木は暴れもしないしトゲトゲしないし、おいしい、じつにおいしい実が毎年たくさんなります。

秋になると紅葉がキレイなのも、ブルーベリーのお気に入りポイント！

お世話としては、一応、まわりの土に園芸用ピートモスを混ぜるとかするといいらしいです。

冬場にブルーベリー専用の化成肥料をちょっとまくけど、まあ、それを忘れてもちゃんと実がなってます。健気。

たくさん食べたいので、3本植えてあるけど、木の成長はゆっくりめかも・・・
お店に苗を買いに行くと、品種がいっぱいあって面白い！

まだ青いわが家のブルーベリー↓。

おすすめ実のなる木：アルプス乙女。かわいいくて丈夫なミニりんご！

りんごって管理がむずかしいのかな、と思っていたんですが・・・

いろいろ調べたところ、育てやすそう！と知って、コメリで買ってきた姫りんご、「アルプス乙女」。

観賞用じゃなく、ちゃんと美味しく食べられる姫りんごです。

普通のりんごと同じく、収穫の時期は秋。

10月に赤くなり、その後の完熟の見極めがよくわからなかったけど、最終的に黒っぽい赤に色づいて、ミニサイズの「紅玉」や「秋映」みたいな感じになりました。

味や食感も秋映に似ていて、シャキシャキ酸味と甘みが、イイ！何より、真っ赤な実が鈴なりになっている姿が超かわいい！

ちなみに受粉樹はいらないタイプで、１本だけでも実がなっています。（受粉樹が必要かどうかは、買うお店で念のため確認してくださいね！）

お世話は・・・とくに消毒はせずに、3年たちました。

毛虫には注意して！昨年は春先に毛虫がついて花が咲かず、実もならず、という事態に。毛虫は、木酢液や竹酢液スプレーで撃退できます！戦うのよ！

毛虫を退治したおかげで、今年はたくさん実がなりました♡

もちろん普通のりんごみたいに、キッチリと消毒や摘果、選定などやれば、もっとよく育つのかもね？・・・とは思うけど、放ったらかしでも、毎年実っています！！いいじゃんもうコレで！！（笑）

ほったらかし無農薬では育たなかった、失敗果樹

わが家の庭で、うまく育たなかった、枯れちゃった果物の木もあったので、お伝えします！

桃・すももの仲間のプラムやネクタリン、ぶどうの苗は、やっぱり消毒なしでは虫の被害を受けやすくて、管理が難しいみたい。

ぶどうに関しては、特に木の中に虫が入ってかじっちゃうことが多いとか。２回植えてみたけど、全然育ってくれませんでした・・・

他にもあるよ、庭の果物の木

ベスト５に入らなかったものの、庭で勝手にすくすく育っている、丈夫な果物はこちら。

栗は庭に昔からあって、勝手に育ってます。茹でたり、お菓子にしたり、おいしいのはわかってるけど・・・むいたり下ごしらえするのが超面倒くさい！美味しいのは知ってるけど、手が痛い！（笑）ので、ランキング外に。

すぐりも子どもたちは大好き。酸っぱい！枝はトゲトゲしています。２本あったけど、１本は伸びすぎたグミの木の日陰になって、消えてしまった。日向を確保してあげてください。

ざくろも何気に、枝がトゲトゲ系です。ちゃんと選定したほうがよく育つみたい。
花が咲いたあと、小さい実を摘果すると、残りの大きい実が育ちます。果実の中のツブツブは、酸っぱくて体に良さそうな味〜。

ジューンベリーは3年前に植えた期待の新人♡
小さくてほんのり甘い実がなり、木もだんだん大きくなるみたいで、楽しみ！

まだ植えてないけど、そのうち植えたい果樹
ユスラウメと、ブラックベリーです。友達の家でワサワサ伸びている姿が魅力的・・・

無農薬でも育てやすい果樹、庭植えにおすすめの果樹【わが家のベスト５】を紹介しました。

桃栗三年柿八年。ブルーベリーもアルプス乙女も、何年も待たずに、子どもと一緒に育てて毎年楽しめています(*^^*)

お庭の方もベランダの方も、ぜひ試してみてくださいね！

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