▼このサイトから登録が多い動画配信サービス
【1位】UーNEXT〈映画・ドラマ国内最多20万作品以上!〉
【2位】Hulu〈月1,026円定額で映画・ドラマが完全見放題〉
【3位】Amazonプライムビデオ〈動画配信+Amazon特典が豊富〉
【4位】Netflix〈見放題!オリジナル作品も人気〉
▼実際に4社を使ってみた!比較記事はこちら
Netflix・Hulu・Amazon・U-NEXTおすすめはどれ?使い勝手を比較。
話題の映画「ファースト・マン」を観ました!
「ラ・ラ・ランド」主演のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が再び組み、人類初・月面を歩いたニール・アームストロングの人生、月面到着までの試練や葛藤をリアルに描いた作品でした。
映画「ファースト・マン」あらすじ・キャストの紹介と感想です♪
映画「ファースト・マン」はAmazonプライムで配信中。見逃した!もう一度観たい、という方はこの機会にどうぞ。
\月408円で映画・ドラマが楽しめる/
ネタバレなし/ファースト・マンの作品概要・あらすじ
作品概要
ファースト・マン/First Man
2018年・アメリカ
監督:デイミアン・チャゼル
原作:「ファーストマン:ニール・アームストロングの人生」著/ジェイムズ・R・ハンセン
脚本:ジョシュ・シンガー
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
アダム・メリムズ/ジョシュ・シンガー
キャスト:ライアン・ゴズリング/クレア・フォイ
ジェイソン・クラーク/カイル・チャンドラー/コリー・ストール 他
あらすじ
”人類ははるか彼方の「月」を目指した。携帯電話もまだなかった時代に──”1960年代、人類の夢だった月面着陸計画。テストパイロットから宇宙飛行士を目指し、アポロ11号の船長として、人類で初めて月面に降りたったニール・アームストロングの半生を描く。
ファースト・マン予告編はこちら
映画「ファーストマン」の予告編映像はこちら♡予告で観ただけでも、1960年代宇宙開発の雰囲気が伝わる質感!リアルです。
ファースト・マンの登場人物(キャラクター)・キャスト
映画「ファーストマン」の登場人物とキャストをまとめました。
ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)
“A dazzling passionate journey of the human spirit.” – @comingsoonnet #FirstMan is in theaters and IMAX now. Get tickets: https://t.co/CpSwbkYkgk pic.twitter.com/muBvBGpt9P
— First Man (@FirstManMovie) October 13, 2018
ジェミニ8号・アポロ11号の船長で、人類で初めて月面に降りた宇宙飛行士。月着陸船イーグルで月面に着陸し、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という言葉を残した。感情を表に出さない、寡黙で冷静な人物。
ラ・ラ・ランドでピアノを奏で、華麗に踊ったライアン・ゴズリングが、冷静沈着、寡黙で謙虚なアームストロング船長を演じます。ペラペラ喋らない、渋い男!月面到達への妄執、胸に秘めた思いがヒシヒシ伝わる熱演です。
ライアン・ゴズリング
主な出演作
・タイタンズを忘れない
・きみに読む物語
・ラースと、その彼女
・ラ・ラ・ランド
・ブレード・ランナー2049
ジャネット・アームストロング(クレア・フォイ)
Don’t miss Claire Foy’s electric and emotionally charged performance in #FirstMan. pic.twitter.com/bSfyQk6Efa
— First Man (@FirstManMovie) February 4, 2019
ニールの妻。家庭を守りながら、月面を目指す危険なミッションに挑む夫の身を案じて帰りを待つ。仕事に打ち込み、寡黙で多くを語らない夫とのコミュニケーションに、苛立ちを感じる場面も。
常に死ぬかもしれない夫を心配しながら、宇宙航空局の広報のためにあれこれ応じつつ、子育てするタフな女性。ご近所の宇宙飛行士家庭との結束が強くなるのもわかります。
NETFLIXドラマ「クラウン」で演じたエリザベス女王とは、国も立場も全く違う、「60年代のアメリカの主婦」を完璧に演じるクレア・フォイ!すごい!
クレア・フォイ
主な出演作
・蜘蛛の巣を払う女
・クラウン(ドラマ)
エド・ホワイト(ジェイソン・クラーク)
“The First Man – Il Primo Uomo” è un grande film e probabilmente consegnerà a Ryan Gosling il suo primo Oscar.
Ma vorrei soffermarmi su quanto Jason Clarke stia assumendo le sembianze di Mauro Baldissoni pic.twitter.com/PjEESM9uzJ
— Mattia Zucchiatti (@Mzucchiatti95) November 14, 2018
ニールの友人。アメリカ人初の宇宙遊泳を行った宇宙飛行士。ジェミニ計画、アポロ計画の宇宙飛行士で、アポロ1号の乗組員。
ジェイソン・クラーク
主な出演作
・エベレスト 3D
・猿の惑星:新世紀(ライジング)
・欲望のバージニア
・華麗なるギャツビー
・ゼロ・ダーク・サーティ
ディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)
.@TVLine's Performer of the Week: @Bloodline's Kyle Chandler https://t.co/1Iu0ykjy0I … pic.twitter.com/M2qh24K8FU
— TVLine.com (@TVLine) June 11, 2016
アメリカ最初の有人宇宙飛行計画、マーキュリー計画の「マーキュリー・セブン」選出された宇宙飛行士。NASA飛行士育成部門の責任者で、飛行士の訓練を行う。
カイル・チャンドラーはピーター・ジャクソンの「キング・コング」で初めて観たとき、「なんていい感じに古くさい顔なんだ!」と衝撃……^^
昔のタイプのハンサム顔、60年代の舞台にぴったりハマっています。
カイル・チャンドラー
主な出演作
・キング・コング
・SUPER8/スーパーエイト
・アルゴ
・ウルフ・オブ・ウォールストリート
バズ・オルドリン(コリー・ストール)
Corey Stoll to play Buzz Aldrin in Neil Armstrong biopic "First Man" https://t.co/q2STmZa4sX pic.twitter.com/uSoRSZ29aW
— Variety (@Variety) June 20, 2017
アポロ11号のパイロット。月面を歩いた史上2番目の人物。寡黙なニールと対照的に、社交的で快活な人物。
NETFLIXドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」で、物語の鍵を握る若手議員のピーター・ルッソを演じた、コリー・ストール!この人テレビドラマで大活躍してるんですね〜。ロー&オーダー他、多数出演。
コリー・ストール
主な出演作
・ミッド・ナイト・イン・パリ
・アントマン
・LAW & ORDER:LA(ドラマ)
・ハウス・オブ・カード 野望の階段(ドラマ)
・ストレイン 沈黙のエクリプス(ドラマ)
ジム・ラヴェル(パブロ・シュレイバー)
Voilà le Master Chief de la série télé Halo ! Pablo Schreiber, déjà vu dans Orange is the New Black et American Gods.
Début de tournage en septembre à Budapest pour une première saison de 10 épisodes. pic.twitter.com/78Bh3b4HNM
— jeuxvideo.com (@JVCom) April 19, 2019
ジェミニ計画、アポロ計画の宇宙飛行士。アポロ8号で人類初の月軌道周回を行い、月の裏側を観測した。のちに、アポロ13号の船長を務めた。
パブロ・シュレイバーといえば、NETFLIXの大ヒットドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のミスター・エロヒゲ!
この人リーブ・シュレイバーの弟なんですね!?知らなかった。映画「ザ・アウトロー」や「ザ・ブリンク/史上最低の作戦」で戦う男を演じたのもかっこよくて、気になる俳優さんです。
パブロ・シュレイバー
主な出演作
・ザ・アウトロー
・ザ・ブリンク/史上最低の作戦(ドラマ)
・オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(ドラマ)
ピート・コンラッド(イーサン・エンブリー)
#CantHardlyWait star Ethan Embry reveals six-year battle with opiate addiction: https://t.co/rOgIlkDU15 pic.twitter.com/gvWyoru2i1
— Entertainment Weekly (@EW) May 15, 2017
ジェミニ5号のパイロット、ジェミニ8号のバックアップ・コマンダーを務めた。のちにアポロ12号の機長として、月面に降り立った史上3人目の人物。
イーサン・エンブリーは子役出身で、ドラマ出演作は数え切れないほどキャリアの長い俳優さん。ウォーキング・デッドにも出てたよ。
映画「すべてをあなたに」でバンドのベースプレイヤーを演じていました。
あのね、同監督作「ラ・ラ・ランド」には「すべてをあなたに」のドラマーだったトム・スコット・エヴェレットが出ていましたからね。
デイミアン・チャゼルは間違いなく「すべてをあなたに」のファンで、もしかして、今後の作品でバンドメンバーをコンプリートするつもりなんじゃないだろうか?って密かに思ってます。期待!
>映画ラ・ラ・ランドがオマージュを捧げた元ネタ名作ミュージカル
イーサン・エンブリー
主な出演作
・エンパイア・レコード
・すべてをあなたに
・メラニーは行く!
・ワンス・アポン・ア・タイム(ドラマ)
・グレイス・アンド・フランキー(ドラマ)
ネタバレ有/ファースト・マン感想と考察
月面到着までの試練や葛藤を、リアルに描いた映画「ファースト・マン」感想と考察です。
悲しみを超えて飛ぶ。月への妄執
空軍のテストパイロットだったニール・アームストロング。幼い娘を病気でなくし、悲しみから逃げるようにNASAの宇宙飛行士募集に応募。メンバーに選ばれ、宇宙飛行の訓練をスタートさせます。
過酷な訓練、対ソ連という政治的なプレッシャー、宇宙計画に反対する世論、さらに仲間の事故死。重苦しい出来事が続くなかで、主人公ニールは重圧に耐えながら、淡々とやるべきことをやる。
悲しみを乗り越えて「月面到達」という一点を目指す、ニールの姿が静かだからこそ、一層内側に燃える執念を感じました。
50年前の宇宙開発の現場がとにかくリアル
船長としてジェミニ8号に乗り込むニール。狭い狭い船内。当時の最高峰の技術で作られた宇宙船だけど、なんとなく素材や作りに不安を感じるんです、薄い頼りないブリキに囲まれているだけのような。
「あ、50年前の技術で作られたロケットで、宇宙へ行くんだ・・・」というのが自分ごとのように感じて、怖い!
そんな繊細で頼りないジェミニ8号で宇宙に飛び出した瞬間の、全くの無音。美しい、美しい宇宙と地球。自分も宇宙に飛び出したような、不思議な感動体験!
そこから突然のトラブル。真空の宇宙でぐるぐる高速回転しだした宇宙船、ガタガタと揺れて目まぐるしく動く画面・・・「ああ、死ぬ・・・」「いやいや、まだ月に行ってないから死なないはずだ」って頑張って目を開けたけど^^
もう死ぬ!という場面で冷静に対処できるニール船長の尋常じゃないキモの座り方と能力、宇宙での任務の危険さをリアルに体感させ、さらに未知の宇宙の美しさも同時に描くという、とんでもないシーンでしたね。。。
静かなラストシーンが語る、人間たちが「成し遂げた」こと
仕事では寡黙なニールも、家庭や友達の前では穏やかに笑いあう普通の父親。でもやはり宇宙開発は死と隣り合わせで、妻ジャネットや家族も、死の恐怖を身近に感じる日々なんです。
多くを語らないまま、月面到達ミッションに向かおうとするニールに、しっかりと自分の言葉で家族と向き合うよう説得する、妻ジャネット。
そりゃあ奥さん怒るよね、もう帰ってこれないかもしれない任務で、息子にとっても、父親の姿を見るのはこれで最後かもしれない。
しかし何も言えない、言いたくない父親の気持ちもわかる。もう帰ってこないかもしれないんだもの。一人の父親の立場なら、危険な任務に向かうのは、自分でなくてもいいかもしれない。
でも宇宙飛行士としては、志半ばで死んでいった仲間の思いや、世界の期待を背負って飛んで、成し遂げるのは自分しかない。
様々な思いと覚悟を胸に宇宙へ飛び立ち、ニール・アームスロトングは、月面に到達します。
月世界の、それはもう圧倒的に美しいこと。ヒリヒリするような静寂。
任務の最中、ニールは「死んだ娘の思い出を月に残す」という形で、自分の中で消せなかった悔恨と悲しみに、一つの決着をつけます。
これまで感情を表に出さずに任務に向き合ってきたニール。ここで突如らしくない感傷的な行動に走るのが、それだけ長い間心に秘めていた想いの強さを感じさせました・・・
人類初、月面到達を果たして一躍時代のヒーローとなったニールは、地上世界へと帰還して、検疫室でガラス越しに妻ジャネットと再会。
ガラスを挟んで手を伸ばし触れ合う二人の間に、言葉はありません。過酷な日々が報われ、偉業を成し遂げたニールと、彼を支えたジャネット。
娘を失った悲しみ、死の恐怖や重圧を一緒に乗り越えた二人の間に、言葉にならない思いが交わされます。
静けさの中にしみじみと感情が溢れる、素晴らしいラストシーンでした。
「ラ・ラ・ランド」のラストシーンや「セッション」もそうなんですが、多くを語らなくても、役者の表情や動作に宿った想いが胸に迫る。チャゼル監督作のこうした「言葉に頼らず溢れる感情を伝える」描写がとても好きです。
チャゼル監督の、ストイックな世界観
デイミアン・チャゼル監督。ジャズ音楽にストイックに向き合う若者の映画「セッション」でも、本作「ファースト・マン」でも描かれたのは「己を削って進み続ける、求道者だけがたどり着ける至高の瞬間」。
寡黙で冷静なニール・アームストロングのストイックな姿勢に対して、ペラペラしゃべる系のバズ・オルドリン飛行士は、なんだかチャライやつみたいに描かれてしまっています。
よっぽどストイックが好きなんだなー。過酷な鍛錬に耐え、偉業を成し遂げる姿は感動的だし、たどり着いた至高の瞬間が輝くんですよね。これからも、こういうの撮って欲しい。
映画ファースト・マンの評価は?面白い?つまらない?
アメリカの老舗映画批評サイト、RottenTomatoesでの今日のところの評価(点数)は87%、ユーザーからの評価は66%。
辛口評価は「同じ宇宙もの映画ならライトスタッフの方がいい」「国旗を立てるシーンがない」「暗い、憂鬱」こんな感想が多めです。
逆に高評価の感想は「素晴らしい人間ドラマ」「謙虚な英雄の素顔を描いた」「ヒロイズムを再考させる試み」「壮大なスケール、繊細かつ緻密に描かれた宇宙」こんな感じ。
アカデミー賞視覚効果賞を受賞した美しくリアルな映像と、英雄とされた一人の男の、繊細な心のひだを描くドラマ。見る価値ありの作品です。
2019年6月現在、映画「ファースト・マン」はAmazonプライムで観ることができます♪
Amazonプライム、映画やドラマ配信以外にも特典いっぱいでお得なので、まだ入っていない方はぜひチェックしてみてください♡
\月408円で映画・ドラマ見放題+プライム特典/
ライアン・ゴズリング主演、デミアン・チャゼル監督作の「ラ・ラ・ランド」、渋いファーストマンとはまた違う華やかな映画で、こちらもおすすめです。