kaori(@kemcy15)です。2019年1月。雪が振りました…
あれ!?子どもの頃、雪で牛乳を冷やしてアイスを作った気がするな?!って急に思い出しまして。家にある材料で「雪の中アイス」を作ってみることに!
作り方と、結果をまとめました。
ポンキッキでガチャピンが雪の中アイスを作っていた気がする
子どもの頃、雪の中で牛乳を冷やしてアイスを作った記憶があるんですよね。ていうか、ポンキッキでガチャピンがやっていた気がする。検索したら、発見。やっぱり!
20年位前のひらけ!ポンキッキでガチャピンが冬に外で作っていたアイスクリームの事がずっと気になっています。確か雪で台を作り、そこに塩をまき、鍋をのせて材料を入れて、ひたすら混ぜるアイスクリームでした。
Yahoo!知恵袋
レシピを偉大なる主婦の味方、クックパッド様で検索しますと
あったあった

雪に塩を混ぜ、材料の入った容器を置き、冷やしつつ混ぜる!これだわ。やっぱポンキッキでやってたって書いてあるわ!
雪の中アイスの材料は牛乳(生クリーム)・砂糖・卵だけ

雪の中アイスの材料は
・牛乳(生クリーム)
・卵
・砂糖
でした。余計なもの一切なし!お砂糖は家にあったてん菜糖を使ったので、色がクリーム色。
レシピには「アルミ鍋を使う」と書いてあるけど、アルミ鍋がないのでステンレスのボウルで代用しました!
作り方はかんたん、雪で冷やしながら混ぜるだけ。

子どもと一緒に作ります。早く早くアイスってうるさい。
材料が入ったボウルを外に持ち出し、雪で冷やしてアイスに!
その前に、雪に塩を混ぜます!温度が下がりやすく、より冷たくするため。
雪に塩を混ぜるとよく冷える!なぜ?どうして?
ちょっと待って、なんで雪に塩を混ぜると、さらに冷えるの?これって理科だよね?なんだっけ?「科学なぜなぜ110番」で答えを発見…
氷に塩をかけるとどうして温度が下がるの
科学なぜなぜ110番
氷は、とけるときまわりの温度を下げています。氷を水に入れると水の温度が下がりますが、これは、氷がとけるときに、まわりの温度を下げるという性質があるからです。
ふつう、氷は少しずつとけて、まわりの温度も少しずつ下げていきます。もし、一度に氷がとけると、氷はまわりの温度を急激(きゅうげき)に下げてしまうはずなのですが、氷はゆっくりとける性質をもっているため、ちょうどいつも0度が続くようなペースでだんだんととけていくのです。
このことは、氷水がとけていくときに温度をはかりながら実験をしてみるとよくわかります。氷水は、氷がとけはじめてから全部とけてしまうまでのあいだ、ずっと0度の状態(じょうたい)なのです。
ところが、そこに塩をまぜると、氷がとけるスピードがどんどん速くなります。塩には氷がとけるスピードを速くするという性質があるのです。氷はまわりの温度をどんどん下げてしまいますから、温度は0度よりも下がってしまうのです。
わたしの脳みそだと理解するのに時間がかかりましたが、凝固点降下というらしいよ。覚えておこう。
雪にたっぷり塩を振りかけて、混ぜて、くぼませたところにボウルをセット。
混ぜ混ぜしていきます。最初だけはしゃいでいた子どもたちが、寒いって家の中に入ったので、一人もくもくとアイスの材料を混ぜるハメに…

わかりますか!?↑早くも周りがシャリシャリな感じに固まり始めました。
その後も、ときどき休憩しつつ様子をみながらかき混ぜていくと、だんだんおかゆぐらいの感じになってきました↓子どもは完全に飽きて室内でクレヨンしんちゃん観てるよ…孤独にアイスを混ぜる母。
で、雪の中アイスは成功したのか!?
さて、夢の「雪の中アイスクリーム」の出来は?どうなったかというと
この後がんばったけど、なかなか固まらずに、おかゆ以上の固さにならなくてですね。
しかも溶けてきちゃって、アイスになりません。
なので、仕方なく冷凍庫の力を借りることに…!!
冷凍庫に入れて1時間後。

アイス、出来たああああああ
けど、願っていたカタチと違うわーーー!!!!
まとめ:雪の中アイス、失敗しました!惨敗の原因は温度。
雪の中で完成させたかったのに、最終的に冷凍庫の力を借りるという惨敗を喫した「雪の中アイス」。科学が勝利しなかったね。
失敗の原因は以下のとおり。
・アルミ鍋ではなくステンレスボウルを使ったせいか、温度が下がらなかった
・晴れて気温が上昇。日陰だったけど、雪が溶けて減り始めた

そんなわけで「雪の中アイス」うまくいきませんでしたけれども、冷凍庫で仕上げたアイスはとっても素朴な味で、さっぱりしていて美味しかった!子どもも大喜び。
また雪が降ったら、寒い時間を狙ってリベンジしてみたいと思います。生クリームで作っても美味しそう!ぜひみなさまも、冬の日の外遊びにアイス作ってみてください♪